鶴見の自然-Blog-
こんにちは、ミヤコ消毒管理部高橋です。
今回は休日を利用して地元の神奈川県横浜市鶴見で自然観察を行いました。
鶴見は横浜市と川崎市の間に位置しており、私の住んでいたところはとにかく坂が多く、傾斜もキツい4ことで有名です。足腰が鍛えられます。
山地ということで、自然が多く生き物や自然の観察に関しては十分な場所と言えます。
今回の自然観察の目的としては、冬季にも見ることができる生き物や植物を見てみたいだけで、ほとんど趣味です。
最初に訪れたのは県立三ッ池公園という池のある大きな公園で、小学校の授業や学校行事、大学での研究等で20年近く通っていたため私にとっては庭のような公園です。
冬季ということで、流石に生き物はほとんど見られませんでした。
上記の写真は、三ッ池公園の池の1つです。
水面にシートのようなものが浮いていると思いますが、これは浮草の睡蓮の駆除が目的で設置されています。詳しく話すと長くなるので割愛しますが、睡蓮の大量増殖が水質汚染の原因となったため遮光シートで光合成を阻害することで繫殖を抑えることが出来ます。
以前は池を覆いつくしていた睡蓮は、地元を出て8年経ちましたが、だいぶ抑えられているようで安心しました。
次に向かったのは公園から徒歩で20分ほどにある獅子ヶ谷市民の森です。
学生時代は獅子ヶ谷市民の森の自然観察会に参加し、昆虫や動植物を観察していました。
小川も流れていますが、散歩コースとしては狭く、マムシも生息しているので注意が必要です。冬季なのでタニシくらいしかいませんね。
森の奥へ入っていくと野鳥を観察用の覗き穴がある休憩所があります。カワセミも見られます。
森の植物は今回あまり見られず、以前はトリカブトやヒトリシズカも見られましたが、無くなっていました。残念です。
さらに森の奥に進むとまた小川があり、今回の自然観察の収穫がありました。
ハクビシンのフンです。森に生息しているハクビシンのフンは住宅地に生息しているものと食べている種が違うため、生態を調べるうえで参考になります。
最後に、今回は冬季ということで小川にいたタニシとヘビトンボの幼虫しか発見出来ませんでした。
次の自然観察はもう少し暖かくなったらにしようと、改めて思いました。