『いろいろなムシ』
今年もムシムシジメジメの日が続き、マスクで覆われた口元は息苦しいばかり。なかなか外出も自由に出来ず、息苦しいのは口元だけではない方も多いのではないでしょうか。
そんな中でも安全に外へ出たい、去年頃からキャンピングカーが販売好調との事。家から出られない(ステイホーム)なら、家ごと動いてしまえ!的発想。道中での対面折衝機会を減らせばたしかに、家にいながら行きたい所に行けますね。
それまでは場所にとらわれない、少し特殊な働き方に感じた『ノマドワーカー』が、職場に行かなくても働ける『リモートワーク』が今では当たり前ですよと、気がつけば違った働き方改革がその購買動機に拍車をかけたようにも思えます。(そういえば、働き方改革という言葉はいずこへ・・・?)
そんなキャンピングカーライフ、地でいっている生き物がいます!
それは、皆様ご存知の
『ヤドカリ』です。
※写真は我が家のカーリくん(江ノ島出身)
ヤドカリは、十脚目ヤドカリ上科・・・という詳細説明は他に任せ割愛させていただきますが、すごいなぁと感心させられたのが、自身の成長と共に貝殻を取り替え(宿を借りるというより略奪?)、また外的危険を察知すればすっと殻に引っ込むその潔さ。そして、ほとぼり冷めれば目をヒョコっと出してノソノソ動き出す。いやぁ、感心越えて可愛いらしいです、ほんと。
さて、そんな彼らにもノーガードの敵がいます。それが『フクロムシ』。これがまた恐ろしい寄生虫、まだまだ研究途中で未知の部分も多い生物のようですが、ヤドカリの遠い親戚(?)同じ十脚目、カニ雄に寄生すると、神経系に作用し雄を雌化させてしまうとの事!本来雄は脱皮と共に大きくなるハサミがどんどん小さくなり・・・そして、雄の生殖器付近にフクロムシの雌が生殖器を広げた姿はまるで「卵を抱えた雌」の姿です。カニ自身も自分の卵を守るかのようにお腹を鉄壁ガードし、心なしか寄生していないカニより生存本能が高いように思います。(偶然か、我が家の水槽から逃げたカニは寄生カニばかり、部屋の隅でカサカサ音がして・・・ゴキブリかと思ったらカニ!という始末)
なんだか、ヤドカリなのかカニなのか話がまとまらなくなってしまいましたが、自然の世界で生きる彼らにも目に見えぬ敵と戦っている事を学びました。
昨今僕らに驚異を及ぼす新型のウィルスも知らぬ間に体へ入り込み、様々な症状を及ぼすようですが、心から負けないようにしましょう!!最大の災いは「心を蝕(むしば)む」事のように感じます。ウィルス本体感染と発症有無だけでなく、心に寄生されないよう己をしっかりもち続けたいと思った今日この頃です。
結論
生活様式の変化は生物的進化!(生存本能)
蝕む蟲(むし)は無視!(無効化)
息苦しいと感じられるだけ幸せ!(生への感謝)
以上、徒然なるままに備忘録。
~災害のお見舞い~
新型コロナウィルス感染症をはじめ、この度の豪雨に端を発する災害により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被害を受けられた皆様には謹んでお見舞い申し上げるとともに、被災地域の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
株式会社ミヤコ消毒
営業部 大村 直樹