ハエの種類・生態
ハエ類の駆除は発生源を特定する事が重要です。発生源が分からない状態では、ハエの駆除や予防は難しくなります。
ただし、ハエの種類によっては、発生源を特定できることがあります。
ショウジョウバエの特徴・生態
腐熟した果実やリキュール類、ぬか味噌などからよく発生します。春ごろからゴミ置場から大量発生する事もあります。
ショウジョウバエを見かけた場合は、特に上記の場所を見て下さい。
チョウバエの特徴・生態
主な発生場所は浄化槽や排水溝などで、ビルの地下通路や地下の店舗内でもよく見かけます。
また、幼虫は多湿な腐植質の多い場所で生息しています。
体全体に長剛毛を密生させていて、大量に発生すると顔に止まったり鼻や耳に入ったりする、不快害虫の代表的な種です。
イエバエの特徴・生態
主な発生場所は動物糞、ゴミ置場のゴミ、堆肥などから発生し、秋ごろには暖かい建物内に侵入してくる傾向があります。
過去に大腸菌O-157を保菌しているイエバエが確認され問題となった事があります。
ハエの駆除方法
ハエの種類によって駆除方法は変わります。チョウバエ駆除であれば排水溝などが発生源のため、マンホールなどを開き薬剤投与や散布処理を施します。
薬剤処理が困難な箇所は捕虫器による捕獲も有効です。具体的な駆除方法につきましては、調査時にご説明致します