蚊の種類・生態
蚊類の駆除は発生源を特定する事が重要です。種類を特定することにより発生場所を特定できる場合があります。
また、種類を特定することにより生態が分かってきます。
アカイエカの特徴・生態
発生源は下水溝や側溝、水溜りなどで主に日没から夜間に吸血するカです。冬は成虫が休眠して越冬します。
ヒトスジシマカの特徴・生態
主な活動時間は日中で、昼間に庭や公園、やぶ、墓地などでよく吸血します。
行動範囲はそれ程広くはなく、発生源の近くで獲物が来るのを待ち構えています。
デングウィルスを媒介する昆虫としても知られ、近年では分布域が拡大しています。
チカイエカの特徴・生態
ビルの地下などで多く見られます。主な発生源は汚水槽、浄化槽、地下の側溝などです。
都市の中心部ほど多く発生している害虫です。成虫のまま越冬するため、冬の時期に蚊に刺される場合はチカイエカの原因が考えられます。
蚊の駆除方法
蚊の駆除は種類によって方法が異なります。
ビルの地下などで見かけるチカイエカの場合は、マンホールを開き薬剤投与や散布処理を施すのが一般的です。
具体的な駆除方法につきましては、調査時にご説明させて頂きます。