ドブネズミ クマネズミ ハツカネズミ
種類
成獣体長 18cm~26cm 15cm~20cm 6cm~9cm
寿命 約3年 約3年 1年~1年半
特徴 体の長さより尾の長さが短い。耳が小さく、どう猛。
主に下水溝周辺や建物床下にて生息している事が多く、雑食のため、何でもよく食べます。
垂直方向への運動能力はクマネズミよりも劣りますが、遊泳能力は発達しています。
体の長さより尾の長さが長い。
耳が大きく、警戒心が強い。
垂直に壁や木を上ることができ、繁華街のビル内や一般家庭では天井裏等で生息している事が多いのも特徴の一つです。
体の長さと尾の長さがほぼ同じ。
耳が大きく、好奇心が強い。
田畑周辺にて生息し、冬場が近づくと倉庫や納屋等へ侵入して来ます。穀物類を好んで食べます。

ネズミの繁殖と特徴

ドブネズミは一回に9匹前後を出産し、年間5回は出産可能と言われています。

妊娠期間は約21日、一匹の雌は1年間に20から25匹程度離乳します。 生後20~25日で分散し、3ケ月で成体となります。

生まれてから1年間以内に70~80%の個体は様々な要因(天敵・自然死・病死など)で死ぬと言われています。

ドブネズミ、クマネズミの寿命は約3年といわれ、ハツカネズミの寿命は1年から1年半と言われています。

ネズミの食生活

ネズミは人間が口にする物は一通りなんでも食します。台所の食べ物を齧り、食中毒や以前はペストを媒介し、時には乳児を噛んで殺したりもするネズミ。その被害は相当なものです。

かつてのお話ですが、FAO(国連食糧農業機構)に発表によるとヨーロッパ・日本でのネズミによる被害は全食料の10分の1、東南アジアでは5分の1、特にひどいインド・フィリピンでは4分の1となっていました。

この状況を現在の日本に当てはめると、日本の全人口の約1割を占める東京都民が1年間に消費する食糧を日本国内に生息しているネズミが食べている計算となります。

大喰いのネズミは一日に自分の体重の3分の1から4分の1の量を食べていると言われていますが、ネズミ一匹の重さが100gから大きいもので300gありますので、餌をどれ位食べているかお分かり頂けるでしょう。

ネズミ駆除についてのお問い合わせ電話番号