セントリコンシステムとは
シロアリの習性(フェロモンにより仲間を誘導する)を利用したシロアリ駆除予防方法で、餌と勘違いした薬剤を巣に持ち帰らせ、巣ごとシロアリを駆除する新しいタイプの防除方法です。
必要最小限の薬剤を使用するため、人や環境にも安心です。セントリコンシステムでは、シロアリの活動が認められない間、薬剤を使用する事はなく、定期巡回時にシロアリの活動が確認されて、初めて薬剤を使用致します。
それも活動が確認された場所(ステーション)のみ、薬剤を配置するため、 最小限の薬剤使用となります。薬剤はステーション(筒状のボックス機材)へ入れるため、人やペットが触れる可能性はほとんどありません。
セントリコンシステムでは、薬剤でシロアリを駆除した後も定期巡回(モニタリング)管理を行う事により、シロアリの侵入を防ぎます。
次のような方にお勧めします
- 小さなお子様や寝たきりの方がおられるお宅
- 薬に対するアレルギーをお持ちの方
- ペットを飼われているお宅
- シロアリ駆除の薬剤臭が気になる方
- 不特定多数の方が出入りする建物
- 重要文化財等、薬剤処理のできない建物
- 5年に一度の薬剤散布処理(バリア工法)では不安の方
- 環境に十分配慮したシロアリ防除をお望みの方
セントリコンシステムの作業の流れ
STEP:1.ステーションと呼ばれる機材を建物外周へ一定間隔に設置していきます。
※一定間隔でステーションを設置する事により、あらゆる方面からのシロアリ侵入を監視し防ぐことを目的としています。
STEP:2.定期的に巡回管理(モニタリング)を行い、シロアリの活動形跡をチェックします。
※モニタリングを行う事により、シロアリの侵入をいち早く見つけることができます。
STEP:3.シロアリの形跡を発見した場合には、活動が認められたステーションへのみ、ヘキサフルムロンの入ったベイト剤をセットします。
※薬剤は必要最低限の量を使用します。人体への影響はもちろん、環境にも十分に配慮した防除工法です。
STEP:4.ベイト剤をセット後、引き続き定期巡回(モニタリング)管理を行い、新たな侵入を未然に防ぎます。
※『薬剤を散布したら終わり』という従来の薬剤散布(バリア工法)と違い、定期的に巡回管理を行います。長期に渡りシロアリの被害から大切な家屋を守ることができます。
アメリカカンザイシロアリの駆除方法
アメリカカンザイシロアリはヤマトシロアリ等とは異なり、土壌中に生息するシロアリ類ではなく、加害した木の中に営巣します。乾燥環境にも順応するため、建物下部だけではなく、壁や柱など建物全体に被害が及ぶことがあります。